塚田農場のこだわり

地鶏から始まった塚田農場のこだわりは、いまや日本各地へと広がっています。
宮崎・鹿児島・北海道をはじめ、全国にはまだ知られていない価値ある食材が数多くあります。
私たちは、そんな食材を見つけ、その土地で工夫を重ねながら育てている生産者の“想い”ごと、お客様に届けたいと考えています。

だからこそ、最後のひとくちまで美味しく食べてもらうための努力を、私たちは決して怠りません。
食材の背景を知り、その魅力を最大限に引き出して提供すること。それが、塚田農場の変わらない“こだわり”です。

独自モデル

「生販直結」

緑の深い山を背景に並んで立つ契約農家の皆さん。9人が肩を組み笑顔でカメラに目線を向け写真におさまっている。左から3人目の方が来ている白いシャツには、カタカナで「ツカダ」の文字が書かれている。

塚田農場の看板商品、「地鶏の炭火焼」。
その地鶏づくりは、卵を産む親鳥を育てるところから始まります。
ヒナが生まれると契約農家に預け、オスは約120日、メスは約150日をかけて丁寧に育成。
一般的に数十日で出荷される鶏とは異なり、長い時間と手間をかけて、心身ともに健康な状態で育つよう、環境や餌にも細やかな配慮が注がれます。

この貴重な地鶏を、もっと多くの方に味わっていただきたい——。
その想いから塚田農場では、生産者と二人三脚で“ヒナから卓上まで”をつなぐ一貫体制を築きました。
生産・流通・提供のすべてを自社で担うことで、こだわりの味わいを、より多くのお客様に届けられる仕組みが整っています。

季節とともに届く、契約農家の野菜たち

塚田農場では、季節のおすすめ料理を中心に、その時期・その土地ならではの“旬”の野菜をお届けするために、できる限り、全国の契約農家と直接やりとりしながら仕入れを行っています。
自然の甘みや食感をしっかり残す調理法で、その野菜が持つ個性を引き出し、育てた人の想いや環境までも感じられるような一皿を目指しています。
ただ「新鮮な野菜」ではなく、“誰かの手から届いた野菜”として、丁寧に使い続けています。

  • 契約農家のお二人。向かって右に立つ方は白い段ボールを両手で抱えており、その側面には「みやざきの椎茸はうまい」の文字が印刷されている。
  • 新鮮な野菜がザルの上に盛られており、真上から撮影した写真。ざるを持っている両手が少し見える。写っている野菜は、なす、きゅうり、にがうり、ししとう、トマト、しいたけ、おくら、トマト、かぼす

こだわりの食材

「塚だま®」

飼育場を背景に正面を向いて笑顔で並んでいる生産者のお二人。向かって左の方は、茶色の卵がいっぱい入った竹のカゴを両手で持っている

手間ひまと想いが詰まった、濃厚な卵

特別な餌と徹底した品質管理のもとで育まれた「塚だま®」
濃厚なコクと、鮮やかな黄身の色。
その味わいには、飼料や環境に細やかに向き合ってきた生産者の姿勢が詰まっています。

トウモロコシやパプリカを含んだ専用飼料を使い、コクと彩りを引き出す工夫。
機械による選別に加え、最後は人の目でひとつひとつ丁寧に品質を確認。
出荷までのスピードにも気を配り、“最高ランクAA”の鮮度を保ったまま、毎日各店舗に届けられています。

塚田農場の地鶏について
  • 産みたての塚だま®が4つ
  • 塚だま®を割り、黄身をお箸でつかんで持ち上げている写真。濃いオレンジで弾力感がある。

造り手と生む一杯

「料理のための焼酎」

氷がはられたタライで冷やされている5本の焼酎。清涼感のある青い瓶と青系のデザインラベル。タライの横には氷の入ったジョッキが2つ、下には竹すだれがしいてある涼しげな写真

塚田農場では、焼酎の生産者とも密に連携し、料理の魅力を引き立てる焼酎を共につくっています。
ただ焼酎を仕入れるのではなく、料理と調和し、食の体験を深める一杯を目指して選び抜いています。

例えば、若潮酒造との共同開発で生まれた「Wakashio 515 for Highball」
オーク樽熟成芋焼酎とシェリー樽で熟成した麦焼酎をブレンドし、炭火焼きと相性抜群の、香り高くすっきりとしたソーダ割り専用焼酎に仕上げました。

そのほかにも、芋の甘みが広がる「杜氏潤平ハイボール」、華やかでフルーティーな「山ねこハイボール」など、産地の個性と造り手の想いが込められた焼酎を、料理に合わせて取り揃えています。

  • Wakashio 515 for Highballの瓶を背景に、なみなみとそそがれた氷いっぱいのジョッキグラス。左奥には地鶏のもも焼きも見える。
  • 白い麹を大きなヘラでかき混ぜる職人。紺色の法被で真剣な表情。

炭と炎を操る

「炭火プライド」

調理場で大きな炎を前にして鶏を焼く職人。右手で四角い網カゴを持ち、背丈と同じくらいの炎が網を貫いている。職人が来ている黒い服の右腕には「炎焼師」の赤い刺繍が見える

塚田農場では、料理に合わせて炭の種類・組み方・火力調整を使い分け、素材の旨みを引き出しています。
炭火による熱の伝わり方を理解し、地鶏炭火焼にはでジューシーに焼き上げる火の組み方を、焼鳥には炭の配置で空気の通り道を調整し、繊細な火入れを行います。

炭はただの熱源ではなく、火力・香り・煙まですべてが味の一部と考えています。火と向き合う時間とほんのわずかな焼きの違いが、味を変えてくれます。

炎のマイスター制度

塚田農場では、炭火焼の技術を磨くための独自の研修制度を設けています。
炭の性質や火力の特性、皮目の焼き加減に至るまでを実践と試験で習得し、炭の性質や火力の特性、皮目の焼き加減に至るまでを実践と試験で習得したスタッフが、焼き場に立つようにしています。これは、職人としての誇りと責任の証です。

魅せる焼き場

店舗にはガラス張りのオープンキッチンを設け、炭に鶏油が落ち、炎が高く立ちのぼる様子を見ることができます。炭火を使った焼き場ならではの臨場感が、炭火で焼く食材をさらに美味しくします。

  • 焼き上がりの地鶏もも肉と肉をつかんでいるトング。ジューシーな油と炭の黒が絡まって、シズル感のある美味しそうな写真

生産者の想いとともに、塚田農場で味わう食の未来

生産者のこだわりが詰まった食材を、最適な調理法で提供することを大切にしています。
産地直結だからこそ実現できる、本物の美味しさを塚田農場でぜひお楽しみください。

塚田農場を運営する株式会社エー・ピーホールディングスは、「食の未来を広げていく」ことを目指し、食文化・飲食人・生産地の未来を支える事業を展開しています。
「生産者とともに」を軸に、食材の価値を最大限に引き出し、より多くの人に食の素晴らしさを届けるための挑戦を続けています。